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阿部敏郎さんという方を
ご存知ですか?
十年くらい前、私がスピ系ではまった方です。
『いま、ここ』が有名な言葉(?!)。
気学を学び始めて、スピ系からは遠ざかっていたのですが、
たまたまネットサーフィン中にパッと飛び込んできた文章。
なるほど、今、このタイミングかあ~と思ったので、
転記いたしました。
今から書くことは反感を買うかもしれませんが、
大切なことなので、ここにも残しておきます。
昨日、とある駅前で政治家の演説会に出会いました。
いま注目を集めている新しい政治リーダーです。
...駅前には多くの人達が集まり、
熱い声援を送っていました。
その光景を見て、
どうしてもぬぐえない違和感が残りました。
いままでにも幾多の政党が生まれ、
新しい政治家が登場し、
そのたびに国民の期待を浴びるのですが、
戦後だけ見てもそんなことが無数に繰り返されてきました。
その結果、何がよくなったのでしょう。
何も変わりません。
それとも今度こそは、
新しい政党や政治家の出現で何かが変わるのでしょうか。
確かに世の中がこのままでいいとは思いません。
生まれながらの貧富の差や、
弱者への配慮が行き届いているとも思えません。
環境破壊や核の問題も、
いまだに解決の糸口さえ見つかっていません。
それができなかったのは、
いままでの政治家が無能だったからでしょうか。
僕はそうは思いません。
むしろ一部の優れた指導者が
大衆を先導して新しい社会を作るという、
この構図自体が間違っているのだと思います。
平和運動や、政治改革が無数に繰り返されても、
結局は同じなのはこの理由によります。
それではどこに希望があるのでしょう。
希望は一人一人の覚醒ではないでしょうか。
自分が何者であるのかを知ること。
分離した自己という感覚から、
全体意識にシフトすること。
それ以外に道はありません。
いつかいつか良くなるのではなく、
いまを感得するのです。
いまの中に争いはありません。
未来を持ちだすから争いが始まるのです。
何を言っているのか分かりますか?
数十億の人達の覚醒などと言うと、
途方もないことのように思うかもしれませんが、
大切なのは世界に目を向けることではなく、
あなた自身が覚醒することです。
社会や世界を変えようとする前に自分自身と取り組むこと。
それが唯一可能な理想社会への道だと思います。
たとえ平和運動や平和集会と言えども、
あらゆる運動は攻撃的であり、
その背後に暴力性が潜んでいます。
自分の問題を見たくなくて、
社会問題にかかわる人たちのこともたくさん見てきました。
誤解を招くかもしれませんが、
まずは社会をいったん横に置いて、
徹底的に自分と向き合うのです。
それが自己を超えていくことに繋がり、
その結果、社会が変わり始めます。
繰り返しますが、
社会から取り組むのではなく、
まずは自分自身です。
世界を変えるのはムーブメントではなく、
自己変革だということ。
そう感じています。
人によっては
このような考えは責任放棄に見えるかもしれません。
まずはこの社会をなんとなしなければいけないのに、
自分と向き合う?
無責任な精神論に聞こえた人もいることでしょう。
このような話は実際に顔を合わせて話すことであり、
不特定多数に活字で報告することではないかもしれません。
でもきっと何かを感じてくれた人もいるはずです。
最後まで読んでくれてありがとう。
赤文字のところが、
私のそうだ!と感じたところです。
先ばかりを見て、
今をおろそかにして、
何が幸せなのでしょうか?
平和運動、
今なら温暖化問題。
グレタ・トゥーンベリさんのスピーチは
素晴らしかったですよね。
でも、怒りで打ち震えている姿は
悲しくもありました。
自分が今できることをすることだと思いました。
覚醒とかではなく、
自分の良心に従って行動すること。
今を生きる。
今を生きる。
今を生きる。
未来に向かって生きるのではなく、
人生って、
今を生きるだけなんだと思い出しました。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。