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昨夜のNHKのプロフェショナルは、
僧侶の高橋さんでした。
今年70歳。
大師匠と重なってしましました。
大師匠も仏教には精通しておりました。
高橋僧侶は、
人間は『生死老病』を避けることができないから、
それらの苦を少しでも癒してあげたいという考え方です。
人間は生まれてくる時、産道を通ります。
その際、一回息ができなくて死ぬそうです。
生まれてきたら、100%死にます。
歳を重ねれば、老いていき、
出来ていたことが1つずつできなくなります。
病になったら、その病に立ち向かうのは自分しかいません。
それぞれの場面で、人はひとりです。
だからこそ、寄り添う存在でありたいと思っているのだと思います。
大師匠は、最終目標に意識を置いて生活しなさいと言いました。
最終目標とは、死です。
死は怖いと目をそらすのではなく、
その時に、この世で手に入れた全てを捨てても、自分の人生に悔いはないと思えるか、
損得でなく、善悪で考えた自分の人生に納得できるか、
自分の人生で遭遇した苦痛に感謝できるか。
人間は、生まれたら死に向かって生きています。
分かっているけれども・・・ですよね(*_*;
大師匠も75歳まで死は身近ではない。
75歳を過ぎると身近に感じ、そこから飛躍的に人間は成長するのだと言っていました。
95歳が人間の完成なのだと。
毎日考えることはありませんが、
時々は、自分の人生、これでいいのか?
と問う時間は必要だと思います。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。