褒めること

今日もRasisaのHPへお越しくださり、ありがとうございます。

 

日経新聞の「半歩遅れの読書術」というコラムがあり、

毎週楽しみに読んでいます。

 

今日は、現代は褒めて育てる時代なので、

先生方は、通知表を書くにも表現を工夫しているという話でした。

 

私は小学2年生の時、

協調性が「もう少し頑張りましょう」に〇がしてありました。

その時、「私って友達と仲良くできない、ダメな子供なんだ・・・」と思いました。

もしその時も、”ほめる”という視点で見てくれていたら、

違ったかもしれません。

 

つまり、

「自分からみんなの輪に入っていけない子供です。」

というところを

「先生が助言すると、みんなと一緒に行動できます。」(低学年)

「友達に誘われたら、一緒に行動できます。」(高学年)

「友達に誘われたら、一緒に行動できますし、更に「誘ってくれてありがとう」と友達に感謝もできます。」(中学生)

という感じ。

 

どうでしょうか?!

こういう風に表現してくれると子供も親も救われますよね。

 

今、先生方は、通知表のコメントを書くのに時間がかかるそうです。

何と表現すればいいのか?と考えるのはもちろん、

長い時間生徒と一緒にいて、色々な面を知っているからこそ、

それをどう表現するのがいいのか?真剣に考えているのです。

 

大人は、大人の一言が、子供に多大な影響があることを知っています。

だって、自分だってそれによって今に至っている訳ですから。

 

学期末の通知表。

お忙しいでしょうが、是非子供をほめたコメントをよろしくお願いいたします。

そして、それを見たご両親は、大げさに褒め、喜んであげてください。

 

『小さなことを大きく喜ぶ。』

人生を良くするために必要な智慧です。

 

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。